Sunday, June 5, 2011

ペット里親さがしイベント

お姉ちゃんたちは縁あって猫の里親探しボランティアをしています。
今回で3回目。

猫アレルギーがある小さいお姉ちゃん(私も)は抗アレルギー剤をのんで行きます。

いつもはキャットショーの片隅でブースを構えるだけが・・、


今回は犬も一緒、


しかもこんなに大規模。


アメリカ各地から集まったレスキューグループが集めた犬猫400匹。




   「パピーミルをやめさせて、シェルターからもらってください」


パピーミルとは直訳で子犬工場。無責任なブリーダーが劣悪な環境で子犬を繁殖させるところ。ペットショップやインターネットで売ってる子犬は大体そうだとか。


      「里親になって!ずーっと大好きでいるから」

と書いたバンダナをつけて色んな種類の犬が待っています。


捨てられた、という2歳のラブラドゥードルもいたし、

野良犬だった、というピットブルもいたし、

アラバマ州の竜巻のサバイバー、というゴールデンレトリーバーもいた。


犬をおもちゃのように買って捨てる勝手な人もいるけど、こうして助ける人もいる。ここにいたら人間の善と悪を同時に感じざるを得ません。


目標は400匹。でも2日で250匹ぐらいでした。


日曜夕方。イベントが終了に近づくとこんなアナウンスが。



「今残っている子達はまたシェルターに戻らなければなりません。殺さないポリシーのシェルターとは限りません。もう一度この子達をよく見てください。」



罪悪感と無力感におそわれます。


できるのはトビーを精一杯かわいがること。家に帰って無心に飛びついてくるトビーの温かさを感じながらそう思いました。